2013-01-01から1年間の記事一覧

週50時間ぐらい

週50時間ぐらい勉強したいなと思うのだが、なかなか時間が難しい。マラソンの練習、家事、育児などを除いて50時間とるとなると、例えば 平日8時間×5日 土日5時間×2日 ということになる。休みなしのあまりよろしくないスケジューリング。あるいは8.5時間×6日…

圏論は写経か念仏のようなもの

圏論のことを本でパーッと表面的にかじってああだこうだと言う人もいるようだが、圏論というのは実際に自分で手を動かして理解してはじめていろいろ考えることができるようになるのだから、毎日それこそ写経や念仏のように手や口を動かして理解するというこ…

問題を定義してそれを解決する

世の中にはいろんな問題があって、それを解決しようといろんな人が取り組んでいる。しかし、問題設定の方法というのは人それぞれである。そして、その問題が本当に重要な問題なのか、あんまり大した問題ではないのか、ということも大切である。というか、重…

秋学期

24日に発表が終わり、そこからいろいろ事務処理や家事にドタバタしていたら週が明けた。今日はいままでやったこととやってないことを整理しておいた。とりあえずまた明日以降。

Categories for the Working Programmer

http://www.iij-ii.co.jp/lab/techdoc/category/このタイトルは圏論の有名な本「Categories for the Working Mathematician」から本歌取りしていると思う、きっと。こんな記事書けたらいいな、と思っていたら池渕さん*1に書かれてしまったので、ぼくは「Cons…

発表草稿

とりあえずWebにアップする発表概要と、スライドの草稿は完成。草稿なので完成も何もないのだが・・・スライドでも論文でもちょっと整理された文章を書こうとすると格段に時間がかかる。ここにブログをホイホイと書くようには、いかない。まずバーッとかいて…

発表準備開始

発表準備をはじめる。明日には概要をWebにアップロードして、プレゼン用のスライド初稿を完成させなければならない。どうせ「できていないものはできていない」というところは変わらないので、いまさらどうこうするのをやめて、やったことを地道にまとめる、…

圏論入門

Awodeyのcategory theory(2nd edition)を読みながらexponentialについて考えていたのだが、そこに書いてあった書評からhttp://nineties.github.io/category-seminar/#/ という資料を見つけた。おそらく現存する圏論の(プログラミング寄りの)説明のなかで、…

久々にAgda

この2日野暮用もあってあまり活動できなかったが、久々にAgdaをさわった。Agdaでいろいろ書いていると、作業が漠然としなくてよい。ぼちぼち発表の準備をせなあかんわけでもあるが、ほかの同期もそんなに研究が進んでいるわけでもないという話を聞いて安心…

コーディングを支える技術というタイトルが

コーディングを支える技術 ~成り立ちから学ぶプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus)作者: 西尾泰和出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2013/04/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (37件) を見るそういえば図書館に入れてもらってこ…

デカルト閉圏

categoryがcartesian closed categoryであることを示すにはどうすればよいか?というのを調べていた。wikipediaに出ていた日本語論文とかいろいろ見てみたが、いろんな人が同じ内容を書いているのを複数読むというのは理解が深まってよいと思った。いま自分…

Ocamlさわってみた

OCamlをさわりつつ、 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060915/248230/?ST=system の6回ぐらいまで写経していた。写経はなんであれ自分が打ったものが動くので楽しい。本当の写経というのも、そういう精神性を持つものかもしれない。

PMTT本など

基本的に毎日やったことを、日付が過ぎても書いておくことにする(いまこれを書いてるのは金曜日)。そのほうが精神的に落ち着く。水曜日は午後から来客があった。木曜日は特に何にもなかったような気がするが家に帰った16時以降やることがいろいろとあって…

今日は 先月あった圏論の集中講義の復習 Programming in Martin-Löf's type theory 読解 をした。圏論圏論と言われて1年ぐらい経過したにもかかわらず大したことは喋れないのだが、これが圏ですよ、というのぐらいは言えるようになった。そして、圏論に関係…

再開

前回書いた記事がたいへんなアクセス数を記録したので、次からちゃんとしたものを書かなあかんというプレッシャーからブログをさぼること約1か月。このあいだに第一子となる娘が生まれて毎日病院通って妻子ともに退院してとドタバタはしていたのだが、それ…

型理論と型システムは違うらしい

来月末に修論の中間発表というのがあって、ボチボチそれの準備をしている。 だいたい論文でも口頭発表でも最初に「背景」みたいな項目があって、自分のやっている研究というのがどのように重要か、もっと大きな視点から見たときにどのようなポジションに位置…

英語はきちんと読む

これも今日気づいたが、英語の論文の英語を適当にピャーッと読み飛ばしていると結局理解できていない。日常的なリーディングではそういう読み方が正しいときもあるのだが、論文はどちらかというと一言一句きちんと読んで、自分で説明できるぐらい理解しない…

科学する態度

どうも自分は(少なくともここ10年ぐらいは)「何となくわかったような気持ちになってはいそれでおしまい」とすることが得意で、そのせいで非常に軽薄な議論しかできない身体になってしまっていたようである*1。いまこうやって大学院に舞い戻って情報科学を…

Naive Set Theory

Naive Set Theory作者: Paul R. Halmos出版社/メーカー: Lightning Source Inc発売日: 2012/04/05メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る古典的な本だが、いまこれを読んでいる。素朴集合論の入門書。いろいろ勉強してきたけれども、実は集合論…

研究所開設

元ブログ http://d.hatena.ne.jp/kiiiino3/ に研究のことをいろいろ書くとどうしてもそこだけコアなネタになってしまって見づらいので、今後は研究の話はここに書きます。木下修司研究所、という名前にすると木下修司の研究をするところみたいですが、そうで…